markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

ブログは時代を知る貴重な資料となる

自分たちの学生時代の日本近代史は非常に曖昧であった。曖昧というよりも空白の期間であった。約30年前初めて中国へ行き、盧溝橋事件南京事件などの議論をぶつけられ返答に窮した。
親子3代以上続いた江戸っ子で、勝海舟は好きであった。しかし群馬へ来て政敵であった小栗上野介を読み聞きし、歴史の偏見を知った。
日本を取り巻くアジア諸国との歴史観も、国の立場により違ってくる。そして為政者により歴史は作られてゆく。
歴史は様々な人の日記を通して、事実が浮き彫りにされるのではないだろうか。三角図法に似て平面図、正面図、側面図としての見解という数値が、公平な事実を立体化(3D)させてゆくように。
日記物を読んでゆくと、その著書自身は公表することを想定されていないようで、極めて主観的に事象を表現している。これらの日記を多数調べることで、史実が明らかになるのではないか。
そうすると100年後、現在の事象は多数のブログをデーター化し推理することで、歴史が形作られてゆくだろう。従って、現在ブログを書いている者の役割は意味のあることと一人悦に入り、今日も訳のわからないことを書いている。