お風呂屋さんでお金が戻ってくるのだが、下駄箱と脱衣箱を利用するのに100円玉を入れなければならないところがある。もし各使用者が100円玉を盗まなければ、使い終わったら100円玉をそのままにしておけば100玉は一枚で済む。小銭の心配がいらないわけである。今はどうかわからないが、韓国の公衆電話はコインの通話時間が残っていれば、受話器を切らずに電話の上に置いておく。次の人が電話をかけるとき、そのままコインを入れずにダイヤルして話すことができる。足りなくなればコインを追加する。これは、電話会社の電話料をユーザーが集団で節約する方法で文化となっていた。
サウナを出て水風呂に入る時、汗をかいたまま水風呂に飛び込む輩がいる。または水で汗を流し水風呂に入るところもある。発汗し毛穴が空いているまま、お湯で汗を流してから水風呂に入るほうが理にかなっている。水風呂に入る他の人にも気分がいいのにな。
椅子に腰かけて身体を洗っている隣で、立ったままシャワーを浴びて周囲に迷惑をかけている輩もたまに見る。どのような教育を受けてきたのか?
シャワーを肩越しから飛散している人がいる。身体の前面は上から、背後は身体に向けてシャワーを向ければ飛ばないのに。
どこかの子供たちが、湯舟をプールと勘違いしてダイビングや泳いでしぶきをあげている。自分も含め注意する人は誰もいない。以前注意した時、余計なことを言ってという目で、その親に睨まれたことがある。親から教育しなければならない、面倒な時代である。
脱衣所で脱いだ服をきれいに畳み、その上にバスタオルをかけてはいる人がいるが、その人の人柄がわかる。
掛け湯をする際、人が通り去るのを待って掛けている人も、いいな。