ブラックセラピー。マイクロセレクトロン。ソースのセンゲン。セシウム。イリジウム。
何の単語だかわからず、イエメンの医学研究生のAl-Jahadariさんが話を続けます。
このままですと話に参加できないので、業者の方にこっそり教えていただきましたところ、ブラックセラピーとは子宮頚癌や前立腺癌の治療する総称で、マイクロセレクトロンとは高線量率小線源治療装置のこと。ソースとはradium source の短縮語で線源を指すことだそうです。線源とは何か？ 自分で調べてください。
日本で使用していた高線量率小線源治療装置の中古をイエメンの病院へ寄贈するために、そこから発生する問題点を解決するための議題でした。
機器を取り外しコンテナに入れて固定し、群馬から横浜港まで移動のトラックの手配をして、インボイスとパッキングリストを作成し、乙仲へ依頼し混載貨物として船のスケジュールを立てる。
その間イエメンで輸入非課税にする根回しをして出荷する。現地へ到着したら、設置及び配線をしてテストランをしなければならない。設置後に現地へ行き寄贈レセプションを行い、写真と記事をメディアに渡し支援していただいた関係者に報告をしなければならない。
その前に、アプリケーターとイリジウムの線源入手ルートを開発しなければならない。これはフランスかベルギーまたはオランダから購入するそうです。
資金はJICAが支援する草の根技術協力事業を予定しているそうですが。。。
前途多難の事業に感じましたが、中野先生はやらなければならないとおっしゃってました。
私もベストを尽くす所存です。
