markdadaoの日記

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ネパールの院長先生の希望

大学病院の敷地内には様々な建物があり、目指す部屋がわからずあちらこちら訪ねながら、ようやく中野隆志先生のラボへたどり着きました。
今日は何の目的で集まるのかも良くわからず、応接間に通されそこで病院の出入り業者の方を先生から紹介されました。自己紹介が終わると、時間になり隣のラボへ移動。
そこに、ネパールの方とイエメンの方と中野先生の助手の方がおりました。業者のかた2名と私と先生で合計6名で会議が始まりました。皆英語であいさつするので、私は急に寡黙になりました。
何を会議するのかもわからず、ネパールの方からパワーポイントでプレゼンが始まりました。
そのネパールの方は現地の病院の医院長だそうで、ネパールの貧しい医療の実態を紹介し、3つの依頼を話されました。
1.医療器具を帰国時ハンドキャリーするからエコーが欲しい。(現地にて輸入品だと50万円。日本だと150万円)
2.病院を建設中だが、資金不足のため計画は4階建てだが、現在2階までしかできておらず、廊下や部屋の内装も完了していないので寄付が欲しい。(2,000万円)
3.故郷の高校の校舎が足りないので建設資金が欲しい。(50万円)
中野先生からの提案で、学生を臨床体験を目的に、山登りが好きな生徒を何人かツアーで連れて行きたいとのこと。場所はネパール第2の都市ポカラ市でアンナプルの麓だそうです。
少しずつわかってきたのですが、先生は何かのNPOの会長を務め、海外の医療へ貢献をすることらしいです。
納入業者の方は仕事のお付き合いで参加しているようでした。私は自分の経験の及ぶ範囲で物流方法などのアドバイスをしました。
結論は、ネパールの方のオファーに対し、後ほどそのNPOで何をするかを決めるようでした。
その後、イエメンの方がプレゼンを始めました。きれいな英語でわかりやすかったのですが、内容が大きすぎて次回にご紹介します。