炭素繊維が水の中でbiofilmを素早く形成し（生物親和性が高いので）、微生物を大量に保持できることを活用した水質改善を群馬高専の小島昭特命教授が発見しました。
この炭素繊維を活用した水質改善事業を今年の春、小島先生の協力で私たちの町にある丹生湖で富岡中央RCが実験中です。
丹生湖の管理棟のスタッフの人や区長会その他の団体の方と共同で、湖面にいかだを組み炭素繊維を吊り下げ、湖底にはリンを除去するための炭と古鉄の袋を沈めました。
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２ヶ月後湖中から炭素繊維を引き上げてみましたら、たくさんの魚卵を発見し、炭素繊維の効果をあらためて知りました。
ここの湖は魚釣りのため餌をたくさんまき、また近くのこんにゃく工場から流れる栄養の高い汚水が流れてくるため栄養過多から夏になると臭いが出てくるとのこと。
これらの対策になればいいのですが、湖面の面積の５％以上炭素繊維の設置がないと全体に効果がないとのこと。
今後、行政の積極的な参加を期待しております。
