markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

読後感想

「ナショナリズムの正体」を読んで

ここへ来て緊張が高まる日本の外交、そして伏線となるような憲法改正の機運。時の勢いに流されるのではなく、何か時代を見据える判断基準を持ちたいと思っていた。いっとき世界はグローバリズムの波に覆われ、いまだ日本は外国人観光客の増加を見込んでいる…

「道徳と資本」を読んで

半田 メーカーで有名な千住金属工業の会長、東京東RCで会長、そしてガバナーを歴任された故佐藤千壽氏の小冊子を読んだ。冒頭に「この冊子はロータリーの会合の講話執筆したものだが、中心課題は人間不在の市場経済批判であり、ロータリアン以外の一般の方々…

「十五歳の戦争」を読んで

十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」 (集英社新書) 作者: 西村京太郎 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/08/09 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 今年の終戦記念日は西村京太郎著による「十五歳の戦争」、副題陸軍幼年学校『最後…

「世界遺産への道を拓いた男たち」を読んで

大塚製薬の社内報「大塚薬報」の2017年5月号に「世界遺産への道を拓いた男たち」、副題「旧富岡製糸場の見えない礎」の特集号がある。これを著したのは、紀行作家であり一級建築士の稲葉なおと氏である。 歴史にはスポットライトを浴びた人達と、逆に時間と…

「イノベーターたちの日本史」を読んで

イノベーターたちの日本史 作者: 米倉誠一郎 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2017/04/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る サブタイトル「近代日本の創造的対応」、著者は一橋大の「イノベーション研究センター」特任教授などの米倉誠…

「なぜあなたの予測は外れるのか」を読んで

なぜあなたの予測は外れるのか――AIが起こすデータサイエンス革命 作者: 小松秀樹 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 2017/02/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る サブタイトル「AIが起こすデーターサイエンス革命」著者はNPO法…

「こだわりバカ」を読んで

こだわりバカ (角川新書) 作者: 川上徹也 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2016/06/10 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る サブタイトルに「コピーひとつで差別化はできる!」「こんなに良いのに選ばれない」ーなぜ!? 著者の川…

3人から経済のヒントを知る。シャーリー&ヒンダ TWO RAGING GRANNIESのドキュメント映画より

Robert F. Kennedy challenges Gross Domestic Product 「ロバート・ケネディ GDPを批判」 私たちは長い間、各自の資質や共同体の価値よりも、物質の蓄積を優先させてきた。国民総生産の中身は、大気汚染や泥棒を収容させる牢屋や、自然の喪失も含まれる。爆…

「江戸の味を食べたくなって」を読んで「寿司を知る」

江戸の味を食べたくなって (新潮文庫) 作者: 池波正太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2010/03/29 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 7回 この商品を含むブログ (6件) を見る 池波正太郎著の「江戸の味を食べたくなって」を読んでいると、寿司屋でのマ…

「人間の煩悩」を読んで

人間の煩悩 (幻冬舎新書) 作者: 佐藤愛子 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2016/09/26 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 今流行りの、佐藤愛子著の「人間の煩悩」を読む。短編集なのですぐに読むことができるが、反面記憶もすぐに薄れるだろう。…

『「好き嫌い」と才能』より その3

「アイリスオーヤマ 代表取締役大山健太郎」より いくら将来性があっても、競争の激しい分野はやりません。 事業はまず、自社の強みが生きるかどうかで、負ける喧嘩は最初からしない。 小回りが利く強みを活かして、ユーザーインで商品化していけば、間違い…

『「好き嫌い」と才能』より その2

「まえがき」から すぐに役立つものほどすぐに役立たなくなるものだ。どうすれば普通の人々が高水準の努力を維持できるものか。 筆者の答えは「努力の娯楽化」。それが「努力」かどうかは当事者の主観的認識の問題。「本人がそれを努力だと思っていない」、…

『「好き嫌い」と才能』を読んで

「好き嫌い」と才能 作者: 楠木建 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2016/04/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 風邪から体内に炎症を起こし、抗生物質で対処中。この1週間は熱でさいなまされたが、体力が快復するまでの数日、…

Bridge of Spies ブリッジ オブ スパイ を観て

内容は旧ソビエトとアメリカの捕虜交換の手引きをした、ある弁護士の物語。あらすじは下記URL参照。 ブリッジ・オブ・スパイ - Wikipedia キーワードはアメリカの捕虜となったドイツ系ロシア人のスパイであるアベルが弁護士ドノヴァン役に扮するハンフリー・…

『日本史「常識」はウソだらけ』を読んで

我々の世代は「勝海舟」がヒーローで、悪役が「小栗上野介」であった。しかし、群馬へ来て領地の高崎市倉渕村権田にある東禅寺の和尚の話などを聞く機会を得、認識が変わった。 現在は「小栗」はなかなかのテクノクラートと評価され、書物などでは江戸末期の…

「暗黒日記」を読んで

暗黒日記―1942‐1945 (岩波文庫) 作者: 清沢洌,山本義彦 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2004/10/15 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 2回 この商品を含むブログ (18件) を見る 自由主義外交評論家(ジャーナリスト)の清沢洌氏による戦時中の日記を読…

4月1日からの電力自由化に因み、「まかり通る」を読んで

まかり通る 電力の鬼・松永安左エ門 作者: 小島直記 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2013/05/02 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 4月1日から電力自由化が始まる。電力といえば「電力の鬼・松永安左エ門」を連想し、約30年前に読…

「ニュースカメラマン」を読んで

ニュースカメラマン―激動の昭和史を撮る (1977年) 作者: 藤波健彰 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1977/11 メディア: ? この商品を含むブログを見る サブタイトル「激動の昭和史を撮る」の著者藤波氏は明治42年三重県に生まれ、ニュースカメラマンと…

「MPのジープから見た占領下の東京」を読んで

MPのジープから見た占領下の東京―同乗警察官の観察記 作者: 原田弘 出版社/メーカー: 草思社 発売日: 1994/12 メディア: 単行本 クリック: 29回 この商品を含むブログ (1件) を見る 戦後間もない頃、MPのジープで東京を警邏した「同乗警察官の観察記」。これ…

「光輝高齢の提唱」を読んで その2

昨日の続きで、関心した項目を記す。 ”秘訣シリーズ” (光輝高齢へ向けて) 人の嫌われることをいわない。他人の目を気にするのではなく、自らの信念を持った生き方をすれば良い。 もうこれ以上成功することは考えなくても良い。終末期までの時間も限られて…

「光輝高齢の提唱」を読んで

JCからのお付き合いで、元市長の今井先輩から12冊目となる、非売品の手作り本をいただく。タイトルは「後期高齢」を洒落で「光り輝く高齢期を生きる」という着眼より「光輝高齢」とされたようだ。更に、手づくりの栞に以下のことが書かれている。 光輝高齢と…

「戦略がすべて」瀧本哲史著を読んで

戦略がすべて (新潮新書) 作者: 瀧本哲史 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/12/16 メディア: 新書 この商品を含むブログ (4件) を見る 青年会議所時代、先輩のAさんより戦略と戦術について教わった。戦略と戦術は目的と手段(方法)と理解し、事業計画…

「ホセ・ムヒカの言葉」を読んで

先般のcop21のパリ会議でも論争の一つとなった、「途上国も先進国と同じ豊かになる権利がある」という、「途上国が先進国の消費モデルを真似すること」である。これでは、例えば中国やインドが先進国並みに乗用車を保有し、排気ガスを撒き散らすのであれば、…

力は正義か?

今日のニュースでは北朝鮮が水爆実験を行ったことを告げている。原子爆弾の100倍の威力だそうだ。背景については各コメンテーターや評論家が分析をしている。 最近では中国が南沙諸島にある人工島の滑走路からテスト飛行をして、制空権を確保しようとしてい…

「散歩の時 何か食べたくなって」を読んで

お馴染み池波正太郎著の「散歩の時何か食べたくなって」を読んでいると、終いの方に未来を暗示することが書かれていた。 ・・・いたずらに古いものを懐かしみ、それを追い求めているように思われようが、それでは、新しいものは何かというと、それは、誰もが…

「ライバル国からよむ世界史」を読んで

ライバル国からよむ世界史 (日経ビジネス人文庫) 作者: 関眞興 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2015/10/02 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 今年の10月に発行された、関眞興著による「ライバル国からよむ世界史」。以前近隣国家…

生涯健康脳を読んで

2ヶ月程前、頻繁にめまいがするため耳鼻科で診てもらった。原因が特定できないとのこと、消去法で原因を抽出するため小脳をMRIで調べてみた。結果は「特に異常はない」とのこと、ついでに先生の所見として「隙間が少なく、年齢より若い脳」と。 因みに、翌…

「マイ・インターン」を観て

ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウエイ主演のThe Intern(邦題名 マイ・インターン)を観る。あらすじは以下のとおり。 アン・ハサウェイが演じる華やかなニューヨーク業界に拠点を置くファッションサイトを運営するやり手のCEOジュールスは、仕事と家庭を…

立川談志の「まくらコレクション」の続き

「在任36日の沖縄政務次官」 参議院議員時代の1975年12月に、立川談志は、沖縄開発政務次官に就任するが、就任時の会見で議員の選挙資金についての答弁が問題化。政務次官としての初仕事である沖縄海洋博視察で、二日酔いのまま記者会見に臨み、地元沖縄メデ…

立川談志の「まくらコレクション」を楽しむ

以前、落語のまくらの話をした事がある。(下記参照) markdadao.hatenablog.com 最近、立川談志の「まくらコレクション」が本になったので、有無を言わさず購入。 僕と同じように「噺のまくら」が好きな人もいるんだなと。この楽しさを多くの人に知ってもら…