markdadaoの日記

真空管アンプ用トランス、スマホ用衝撃吸収フィルム、RC、政治経済、読後感想など

読後感想

修身教授録一日一言を読んで 

修身教授録一日一言 作者:森 信三 致知出版社 Amazon 森信三著による修身教授録一日一言より忘備録 1月17日 敬う心を起こさなければ、いかに優れた人に接しても、またいかに立派な教えを聞いたとしても、心に留まるということはない 1月21日 「世のため人の…

日本人の宿題(半藤一利著)を読んで

日本は近隣諸国の中国、北朝鮮、ロシアによる武力行為に対抗し、昨今は侮られぬよう反撃能力を持ち、国家間のパワーバランスを保つ事に舵を切った。これは止む負えぬ選択であり賛成はするものの、敗戦の歴史を学ばなければと思う。 半藤一利著の「日本人の宿…

「天才科学者はこう考える」を読んで その2

ディビット・イーグルマン:環世界と言う概念があれば、意見を言う人、批判する人がどの程度、自分が入手できない情報の多さ、見ることの出来ない世界の広さを意識し、謙虚な姿勢を保っているかを見ようとするだろう。 アダム・オルター:「無意識化の情報処…

「天才科学者はこう考える」を読んで

天才科学者はこう考える――読むだけで頭がよくなる151の視点 作者:ジョン・ブロックマン ダイヤモンド社 Amazon 識見の広さ、深さがあれば人生さらに楽しい。当書籍を読むにつれ、その様な気持ちになり、興味のある箇所を抜粋した。 ロジャ一・シャンク:実験…

2040 (2040年の未来予測) 成毛眞著

未来を予測すると言うことは、過去と現在への観察眼と情報、そして因果関係を解く見識がないと「当たるも八卦」と同じになってしまう。そこでこの書籍の著者はそれなりの経歴の持ち主のため、関心があった。 「はじめに」でEV車での時の人イーロン・マスクが…

「日本への警告」を読んで

日本への警告 米中朝鮮半島の激変から人とお金の動きを見抜く (講談社+α新書) 作者:ジム・ロジャーズ 発売日: 2019/07/20 メディア: 新書 新型コロナウイルスなどのウイルスは人間の体の中で生きながらえるとして、種族保存本能により人から人へと拡散しその…

「迷いながら生きていく」を読んで

迷いながら生きていく 作者:五木 寛之 発売日: 2019/10/03 メディア: 単行本 肉眼で見えないほどの微小なウイルスが、世界中の人間社会の生活や経済を混乱と恐怖に陥れている。 以前、読んだ五木寛之のこの本の冒頭に、「社会の情勢は変化するものです。私た…

「私の大往生」を読んで

私の大往生 (文春新書) 作者: 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/08/20 メディア: 新書 年始の挨拶電話で「めでたいのか、めでたくないのか?」と、今年99歳になる母の答えであった。長寿はめでたいに決まっているが、年が開けるたびに人は終焉に近づ…

「医者が教える食事術2 実践バイブル」を読んで

医者が教える食事術2 実践バイブル 20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方70 作者:牧田 善二 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2019/08/08 メディア: 単行本(ソフトカバー) 日々の食事により病気の予防または治療をする事を医食同源といい、お…

「いのちの器」を読んで

〈新装版〉いのちの器 (PHP文庫) 作者: 日野原重明 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2002/07/01 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品を含むブログ (1件) を見る 友人で保険屋さんのS君から保険転換のアドバイスをうけた。理由は、加齢とともに死亡リ…

「戦争調査会」(幻の政府文章を読み解く)を読んで

戦争調査会 幻の政府文書を読み解く (講談社現代新書) 作者: 井上寿一 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/11/15 メディア: 新書 この商品を含むブログ (6件) を見る 1956年、東京生まれ。現在学習院大学学長、法学博士の井上寿一氏の著による「戦争調査…

「父性の復権」を読んで

父性の復権 (中公新書) 作者: 林道義 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1996/05 メディア: 新書 購入: 4人 クリック: 14回 この商品を含むブログ (10件) を見る 著者は1937年に長野で生まれ、深層心理学がご専攻の林道義氏。 私の父は軍人であり怖く遠い…

「富岡製糸場のある町」の生い立ち

住んでいる町の生い立ちを知るきっかけは、6年前岡野前市長の時代、富岡のまち編纂委員会が編集した「富岡のまち」を偶然読んだことにある。これは長年編纂委員であった今井幹夫先生を始めとした諸先生の尽力によるもので、以下に大綱を記す。 最近、ユネス…

「地政学で考える日本の未来」を読んで

地政学で考える日本の未来 中国の覇権戦略に立ち向かう (PHP文庫) 作者: 櫻井よしこ 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2017/08/03 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 著書は「中国の派遣戦略に立ち向かう」櫻井よしこ氏。 以下に抜粋 を記載。 …

「ドラゴン・パール」を読んで

ドラゴン・パール〈上〉 作者: シリンパタノタイ,Sirin Phathanothai,田村志津枝 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1994/09 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る この著者はシリン・パタノタイというタイ生まれで、8歳から周恩来の庇護のも…

「50歳からは炭水化物をやめなさい」を読んで

50歳からは炭水化物をやめなさい (だいわ文庫) 作者: 藤田紘一郎 出版社/メーカー: 大和書房 発売日: 2016/01/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 久しぶりで本屋へ寄る。欲しいものを手に入れレジに向かう途中、このタイトルが目に入る。「ご飯…

「ナショナリズムの正体」を読んで

ここへ来て緊張が高まる日本の外交、そして伏線となるような憲法改正の機運。時の勢いに流されるのではなく、何か時代を見据える判断基準を持ちたいと思っていた。いっとき世界はグローバリズムの波に覆われ、いまだ日本は外国人観光客の増加を見込んでいる…

「道徳と資本」を読んで

半田 メーカーで有名な千住金属工業の会長、東京東RCで会長、そしてガバナーを歴任された故佐藤千壽氏の小冊子を読んだ。冒頭に「この冊子はロータリーの会合の講話執筆したものだが、中心課題は人間不在の市場経済批判であり、ロータリアン以外の一般の方々…

「十五歳の戦争」を読んで

十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」 (集英社新書) 作者: 西村京太郎 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2017/08/09 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る 今年の終戦記念日は西村京太郎著による「十五歳の戦争」、副題陸軍幼年学校『最後…

「世界遺産への道を拓いた男たち」を読んで

大塚製薬の社内報「大塚薬報」の2017年5月号に「世界遺産への道を拓いた男たち」、副題「旧富岡製糸場の見えない礎」の特集号がある。これを著したのは、紀行作家であり一級建築士の稲葉なおと氏である。 歴史にはスポットライトを浴びた人達と、逆に時間と…

「イノベーターたちの日本史」を読んで

イノベーターたちの日本史 作者: 米倉誠一郎 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2017/04/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る サブタイトル「近代日本の創造的対応」、著者は一橋大の「イノベーション研究センター」特任教授などの米倉誠…

「なぜあなたの予測は外れるのか」を読んで

なぜあなたの予測は外れるのか――AIが起こすデータサイエンス革命 作者: 小松秀樹 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 2017/02/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る サブタイトル「AIが起こすデーターサイエンス革命」著者はNPO法…

「こだわりバカ」を読んで

こだわりバカ (角川新書) 作者: 川上徹也 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2016/06/10 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る サブタイトルに「コピーひとつで差別化はできる!」「こんなに良いのに選ばれない」ーなぜ!? 著者の川…

3人から経済のヒントを知る。シャーリー&ヒンダ TWO RAGING GRANNIESのドキュメント映画より

Robert F. Kennedy challenges Gross Domestic Product 「ロバート・ケネディ GDPを批判」 私たちは長い間、各自の資質や共同体の価値よりも、物質の蓄積を優先させてきた。国民総生産の中身は、大気汚染や泥棒を収容させる牢屋や、自然の喪失も含まれる。爆…

「江戸の味を食べたくなって」を読んで「寿司を知る」

江戸の味を食べたくなって (新潮文庫) 作者: 池波正太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2010/03/29 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 7回 この商品を含むブログ (6件) を見る 池波正太郎著の「江戸の味を食べたくなって」を読んでいると、寿司屋でのマ…

「人間の煩悩」を読んで

人間の煩悩 (幻冬舎新書) 作者: 佐藤愛子 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2016/09/26 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 今流行りの、佐藤愛子著の「人間の煩悩」を読む。短編集なのですぐに読むことができるが、反面記憶もすぐに薄れるだろう。…

『「好き嫌い」と才能』より その3

「アイリスオーヤマ 代表取締役大山健太郎」より いくら将来性があっても、競争の激しい分野はやりません。 事業はまず、自社の強みが生きるかどうかで、負ける喧嘩は最初からしない。 小回りが利く強みを活かして、ユーザーインで商品化していけば、間違い…

『「好き嫌い」と才能』より その2

「まえがき」から すぐに役立つものほどすぐに役立たなくなるものだ。どうすれば普通の人々が高水準の努力を維持できるものか。 筆者の答えは「努力の娯楽化」。それが「努力」かどうかは当事者の主観的認識の問題。「本人がそれを努力だと思っていない」、…

『「好き嫌い」と才能』を読んで

「好き嫌い」と才能 作者: 楠木建 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2016/04/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 風邪から体内に炎症を起こし、抗生物質で対処中。この1週間は熱でさいなまされたが、体力が快復するまでの数日、…

Bridge of Spies ブリッジ オブ スパイ を観て

内容は旧ソビエトとアメリカの捕虜交換の手引きをした、ある弁護士の物語。あらすじは下記URL参照。 ブリッジ・オブ・スパイ - Wikipedia キーワードはアメリカの捕虜となったドイツ系ロシア人のスパイであるアベルが弁護士ドノヴァン役に扮するハンフリー・…