半田 メーカーで有名な千住金属工業の会長、東京東RCで会長、そしてガバナーを歴任された故佐藤千壽氏の小冊子を読んだ。冒頭に「この冊子はロータリーの会合の講話執筆したものだが、中心課題は人間不在の市場経済批判であり、ロータリアン以外の一般の方々にも耳を傾けていただきたい」とのこと。
以下に感じたことを抜粋する。
職業奉仕とは寄付や政治献金ではなく、本業運営の基本精神。第1に考えるべき基本精神は①労使関係、②売手、買手双方における取引関係、③同業者関係、④自社製品(又は取扱商品)が及ぼす社会的責任。
職業人が住み良い世界を作るために一役を買おう、などと務める必要はない。そんなことをするより、社員の心に灯火を点じ、希望と活力をいかにしてかき立てるか、その方策を探求するのが、常識的なより良い奉仕の道である。(ポール・ハリス)
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